手軽に営業や連絡ができるSNSだが、利用する場合にはビジネスマナーとして注意する点がある。
プライベートと仕事は完全に区別することが必要だ。
あまり会ってもいない相手に友達感覚で接すると、慣れ慣れしいと嫌悪感を抱く人も多いだろう。
また、気を付けたいのが写真である。
スマホで手軽に写真を撮ることができるが、うっかり会社の機密情報を写すことがあるのである。
自分が機密情報をアップしたことで損害が発生した場合、損害賠償請求を受けることもあるので細心の注意を払うようにしよう。
何でも発信できることがSNSの良さだが、グチや不満は書かないようにしなければならない。
自分の不満のはけ口になってスッキリするかもしれないが、誰が見ているかわからないのである。
大切な取引先の担当者が偶然それを見て、あなたではなくあなたが所属する会社自体を信用してもらえなくなる事も考えられる。
さらに、SNSでの不適切な投稿が昨今世間で話題になっている。
プライベートと分けることが難しいので、社内規定で業務上の使用を禁止していること会社もあるくらいだ。
違反した場合の罰則が厳しいので、一度確認しておこう。
そして、電話と同様に勤務時間外に連絡してはいけない。
手軽なツールなので気軽に発信できるが、ビジネスでは別である。
後で見てもらおうと送ることもやめておくこと。相手の通知が鳴ってしまい迷惑になってしまう。
最後に、SNSで営業の連絡を入れて断られたとしても、文句などは絶対にやめよう。
どんな場合でも、気持ちよく言葉を交わすことを心掛けること最も重要である。
文字とはいえ、人と人とのやり取りである。相手が喜ぶ文字を返して、良好な関係作りができるように利用することを大切にしよう。